地元、高知をより良くしたいという想いを持ったリーダーとメンバーが相互に学び、支え合いながら、地域課題の解決と産業振興につながる新規事業を生み出し、磨き上げていくことを目的とした産学官民連携センターが主催する、高知CCB事業講座に参加してみた。

選ばれた5件のプロジェクトに対して興味がある案件に参加者がメンバーとして各自が選択し参加する仕組みである。

講師やリーダー、メンターから様々な手法で学習・体験を通じて、議論等を重ね、それぞれのプロジェクトのゴールを目指す。

私が参加しているのは、高知市の菜園場という地域にゲストハウスを経営することに関してのプロジェクトで、リーダーのS氏はすでに、具体的なプランを持って、一部、自治体の補助金の申請もしていて、かなり確りしたプランが提案されている。

4名のメンバーで4から5回の分科会を重ねながら、現在検討している内容は、顧客ターゲットとして、東京や大阪に住み、仕事や人生の次のステージを模索している25歳前後の独身男性とした。

課題としては、仕事や人生の次のステージについて語れるような宿、地域の本物の情報が入手できる宿が高知市内にはなく、必要なのではないかと考え、人の出会い等を通じて、悩みや停滞感を解決できるきっかけを提供できる宿を検討している。

宿泊者どうし、外部の地域の方々と交流できるゲストハウスが課題解決になるのではと考え、オーナーの人柄と人脈で様々な場を提供する。

このようにターゲットを絞りながら議論を進めている。

ホテルと違い、ゲストハウスに関しては、SNSでの発信や口コミ、ホームページ等での
呼びかけが大切になり、一般的にはまだまだ認知されていないのが現状のようである。

今後は、あらゆる場面でのアンケートを実施することや、様々な実在するゲストハウスに関してのサービス内容を細かに調査し、我々が取り組むゲストハウスはどのようなサービスが望ましいか検討し、絞り込みをする必要がある。

検討しているゲストハウスは高知市の東側にあり、菜園場地域は港に近く、市場もあったことから高知市の重要な生鮮食品、特に野菜の市場として大事な役割を担っていた地域であり江戸時代には高知城下の台所的な存在であったといわれている。

ところが、ご多分に漏れず、かつて栄えた商店街はシャッター通り化が進んでいる。

商店街の活性化はどこの地域でも現在は大変難しい課題であるが、今回のゲストハウスの重要なプランの中身は地域との共生に置いている。

ゲストハウスに宿泊客を呼び込むことは勿論、そのことが地域の活性化にもつながるように更に一歩進んだアイデアが必要になってくる。

私がこの地域に力を入れたいのは、私の母や祖父がこの地域に育ったこともあり、幕末の時代には隣の九反田地域を含め、歴史上からも大変重要な地域でもあるからです。

更には2年前から、国や地方自治体が地域活性化の施策として挙げている、CCRC(シニアの移住促進)のセンターを九反田に立ち上げているので、様々な切り口で、この地域の活性化を進めたいと考えています。

言い尽くせませんが、旅行者にとって地方都市は移動手段が乏しく、自由に動きにくい中ですが、菜園場地域は比較的、JR,市電、バスの便も良いところにあるますので、滞在場所としては適していると考えます。

市内から高知県や四国の各地の良いところを巡って頂き、高知の自然と美味しい食を楽しみながら、一人でもお越し頂ければありがたいと感じています。

又、移住や定住を考えておられましたら是非お声を掛けてください。

平成29年9月1日 鍵山 武男