高知は、実は名古屋に並びカフェ文化が盛んな街なのをご存じですか?

高知のカフェは、東京と違い広々したスペースを贅沢に使いゆったりした雰囲気のお店が多く、街の中心地、郊外の田んぼの中のポツンと一軒家カフェも然り。

しかも長居しても良いという暗黙の了解があります。

コーヒーを飲み終わりしばし読書やお喋りに夢中になっている頃、暖かいお茶が運ばれてくると言う素敵なサービス付き!

“早く帰ってくださいね~”的な意味のお茶ではなく、むしろウェルカムな感じ。

どこのカフェも同様、店員さん達はとても親切で、これが高知のおもてなしなのです。

高知の懐の広さにまたまた感動しました。

特にコロナ禍で家に閉じこもりがちな人も多い中、カフェで居心地の良いひと時を過ごすことが出来るのは有難いですね。

Vol.6 のどかでユニークなカフェ「The Roots ino」

いの町ののどかでユニークなカフェ「The Roots ino」に行って来ました!

いの町の田んぼの中にポツンと建っている小さな木造の小屋がカフェになっているユニークな癒し系カフェのオーナーは、二人の若い女性、オーストラリアやハワイなど、豊富な海外暮らしを経験した後、高知の豊かな自然と人柄、食に魅せられ、移住を決意、このカフェを始められました。

いの町の刈谷農園の有機栽培の生姜をふんだんに使ったハンドロールの中味は、ふわふわの卵焼きや、アボガド、照り焼きチキンなどが入った創作料理。

見た目は和風なのに、食べると洋風と言う和洋の良いとこ取り‼︎付け合わせのお手製ドレッシングで和えたサラダやお豆腐の味噌漬けの海苔巻きも、オーナーの食のセンスが光ってました‼︎

こだわりのオーガニックコーヒーやジンジャーティーも、キャロットケーキ or バナナケーキと合わせて是非オススメです♪

住所〒781-2110 高知県吾川郡いの町1031-1
営業時間8:00~15:00
営業日水曜日~土曜日
お休み不定期
公式インスタグラムThe Roots ino

Vol.5 「珈琲レストラン穀物学校」

今日は、高知市高須にある「珈琲レストラン穀物学校」に行って来ました!

一見、ウン?この建物は学校⁈と思うのですが、それはそのはず、「珈琲レストラン穀物学校」の建物は、戦前に建てられた木造建築で、当初は軍関係の施設として使われていました。昭和42年頃までは、高知工業高校の校舎として使われ、その後農家の方が払い下げを受け、乳牛用の牧舎にしていました。
平成11年、現代企業社が現在地に移築し、レストランにリメイクし開店したそうです。

店の中は、昔懐かしい木造で、高い天井に昔風の電灯は暖かみがあり、ソファもテーブルもゆったりと癒される空間になっています。店員さんもとても丁寧に応対してくれます。

ランチメニューも、和洋定食や、ラーメンやカレーまで豊富なバラエティーに富んでいます。
只今、鯛めしフェアを開催中!

現代企業社のカフェ12ヵ月の美味しいケーキで、ティータイムも是非オススメです!

店内に流れる静かなジャズも、いつの間にか時間を忘れてしまいます。
現代企業社のレストランやカフェは、どれも雰囲気が良く根強いファンが多く、いつも賑わっています。

住所〒781-8122 高知市高須新町2丁目1-47
電話番号088-861-3215
営業時間9:00~21:30
定休日なし
公式ホームページ珈琲レストラン穀物学校

Vol.4 Wi-Fi完備、広々お洒落カフェ「西山珈琲館」

今回は、びっくりする程広いカフェ!!「西山珈琲館」をご紹介します。

ただ広いだけでなく、広いスペースに、各コーナーで雰囲気の違うスタイルのお洒落なインテリア、ゆったりしたソファーコーナー、アンティーク風チェアのテーブル席、リビングルームのような独立したスペースもあり、所々に工夫を凝らした可愛らしいデコレーションも明るく楽しい雰囲気。毎回、違う場所に座ってみたくなります! 

中央には、大きな本棚があり、漫画、雑誌も充実しているので、一人で来てゆっくり読書できるコーナーになっています。

WiFi完備なので、お勉強やリモートも可能です。

西山珈琲館のモーニング・ランチメニュー

更に、モーニングやランチメニューも充実!

ボリュームたっぷりのモーニングには、トーストにもお味噌汁が付いていて健康的。

ランチのスープカレーやハンバーグも人気メニューで、美味しいだけでなく、ボリューミーなので、若者も大満足!!

ランチの後はスィーツの時間、 午後は、このお店オリジナルの手作りスイーツで、セニョーラ達の楽しいお茶会としても広く利用されている様です。

いろんな使い方ができる多様性のカフェ「西山珈琲館」、この広さと可愛らしさは、一見の価値有りです!!

住所〒781-8122 高知市高須新町2丁目1-52
電話番号088-880-5530
営業時間8:30〜21:30
定休日木曜日
公式ホームページ西山珈琲館

Vol.3 芋けんぴ、お芋屋さんのカフェ「芋屋金次郎」

高知の特産品の一つである“芋けんぴ”、中でも有名店の一つが、「芋屋金次郎」。

遡ること昭和27年、芋づくりにこだわり、芋けんぴ一筋だった芋菓子メーカー「澁谷食品株式会社」の創業者、澁谷金次郎の芋けんびへのこだわりと夢を実現したのが、「芋屋金次郎」です。今では、四国のみならず、福岡、大阪、日本橋にも進出。本店は日高村にあります。

今日、ご紹介するのは、高知市知寄町にあるショップと併設のお芋屋さんのお洒落なカフェ、「芋屋金次郎」卸団地店です。

“芋けんぴ“とは?

高知県の郷土菓子として知られる、さつま芋を棒状に切って油で揚げ、砂糖をからめたお菓子。鹿児島では、“芋かりんとう”とも呼ばれています。

「芋屋金次郎」では、ポテトチップスのように、輪切りの芋に砂糖をからめた芋チップスもあり、お土産にオススメ!!

高知では、芋けんぴは至る所で目にするお菓子ですが、「芋屋金次郎」は、特にお芋のフレッシュさにもこだわっています!

高知のお芋屋さんのカフェ「芋屋金次郎」卸団地店

今回、ご紹介するのは「芋屋金次郎」卸団地店のカフェ、ショップと併設しているので、お土産も色々買う事が出来ます。

直営店なので揚げたての芋けんびも購入可能。

 
白と暖かい木をベースにした洗練されたモダンなインテリア、スィーツも種類が豊富で、伝統的な芋けんびだけでなく、焼き菓子や洋菓子と種類も豊富。

中でも“お芋づくしのパフェ”は、ボリューム満点!!

他にもモンブランやスイートポテトは、深煎りコーヒーと一緒に是非お試しください。

とろ~りとろけるスィートポテトの甘さとビターなコーヒーが良く合います。

こんな美味しいスィートポテト食べたことな~い、コーヒーもたっぷり2杯分と言うのも嬉しいですね。

甘~い気分に浸りたい方にお勧めのカフェ「芋屋金次郎」。

また一つ高知のオススメ・スィートスポット発見!!

住所〒781-0087 高知市南久保14-25
電話番号088-883-7421
営業時間10:00~19:00(年中無休)
駐車場21台
公式ホームページ芋屋金次郎 卸団地店

Vol.2 田んぼを見渡すログハウスカフェ「Log Cafe Cotton Time」

前回の高知お勧めカフェVol.1で、ご紹介しました帯屋町にある「メフィストフェレス」は、ひろめ市場のすぐ近く街の中心地にあるカフェでしたが、今回ご紹介するのは、対照的、中心地から少し離れた南国市の田んぼの中にあるログハウスカフェ、「ログ・カフェ・コットン・タイム」をご紹介したいと思います。

朝8時からオープンしているので、田んぼの緑を眺めながらゆっくりとモーニングもできます。

お友達と久しぶりのランチ、自然の中で気分転換のティータイムにも、土佐国分寺のお寺参りの帰りなどなど、ログハウスの木の温もりと明るいインテリアでいつ来ても癒されるカフェです。

8時から18時までオープンしていますので、モーニング、ランチタイム、ティータイムをそれぞれ工夫を凝らした美味しいメニューを楽しむことが出来ます。

ケーキもどれも美味しく、コーヒーとケーキセット680円も嬉しいですね!!

見た目も可愛いく女子の心をくすぐります~

私はカシスのケーキを頂きましたが、甘酸っぱいカシスの程よい甘さが溶け合い大満足でした! 

急に雨に降られたのですが、コーヒーを飲み終わった頃に雨が止み、空を見上げると七色に輝く虹が~ここに来ると幸せになれそう~

また、ひとつ、高知の幸せの隠れ家発見でした。

住所〒783-0053 南国市国分579
電話番号088-862-3312
営業時間8:00~18:00(年中無休)
公式ホームページコットン・タイム

Vol.1 ヨーロピアン・アンティーク・カフェ「メフィストフェレス」

一人で読みたい本を片手に、今日は静かに過ごしたい方にぴったりのカフェ、メフィストフェレスをご紹介したいと思います。

高知のカフェ文化の先駆者的な存在である現代企業社の経営する「メフィストフェレス」は、創業50年余り、店内はヨーロピアンの骨董が並べられウッディなクラシカルヨーロッパのインテリアにクラシック音楽が静かに流れ落ち着いた大人の雰囲気のお店です。

2階には、スクリーンがあり各国の映画が不定期に上映されています。

3階は、グランドピアノがあり、コンサートや集まりにご利用頂ける多目的スペースとなっています。

「メフィストフェレス」とは?

さて、このカフェの名前「メフィストフェレス」とは?

メフィストフェレスとは、15世紀から16世紀のドイツに実在したと言われる有名な錬金術師、老学者ファウストにまつわる話の中に登場する悪魔の名前です。

色々な文人がファウストについて書いていますが、中でも特に有名なのがドイツの文豪ゲーテの書いた戯曲悲劇「ファウスト」。

オペラにもなっているので名前だけはどこかで聞いた事があると思います。

日本で最初に上演されたオペラも「ファウスト」と言われています。

グノー作曲のオペラ「ファウスト」の中のアリア「宝石の歌」、「この清らかな住まい」なども人々に親しまれている名曲です。

「ファウスト」のあらすじ

「ファウスト」のあらすじをざっくりご紹介。

学問を極めた老学者ファウストは、ある日、学問ばかりに明け暮れ老いた自分の人生を後悔し、自分に若さと快楽を与えてほしいと神に祈ります。

そこに、登場したのは神ではなく、悪魔メフィストフェレス。

メフィストフェレスは、ファウストに若さと快楽と引き換えに“あの世で自分のものになれ”と言い、ファウストは悪魔と契約を結んでしまいます。

若さを手に入れたファウストは、マルグリート(通称グレートヒェン)と恋に落ち幸せな日々を過ごすが、やがてマルグリートの妊娠と共に恋心は冷め、その後数々の悲劇と快楽の後、全盲となり、最期はかつての恋人グレートヒェンに想いをよせながら天昇すると言う悲劇。

う~ん、哲学の盛んなドイツらしいお話ですね。

快楽の為に悪魔と取引しないように!!  

住所〒780-0841 高知市帯屋町2丁目5-23
電話番号088-823-7871
営業時間8:00~21:00(年中無休)
専用駐車場なし
公式ホームページメフィストフェレス

高知のみぽりん
茶房古古(ここ)香美市土佐山田町の古民家カフェ
茶房古古(ここ)香美市土佐山田町の古民家カフェ
香美市土佐山田町にある古民家カフェ 茶房古古(ここ)に今回取材をさせて頂きました。 茶房古古(ここ)は以前、「ハルさんの休日」という日本全国の古民家カフェを紹介.....