高知の移住者インタビュー|高知での暮らしってどうなの?
高知で自給自足の生活を送る三好朝男さん
こうちっちメンバーの鍵山さんの友達の三好さんに会ってきました。
きっかけは、鍵山さんの「移住して自給自足の生活をしている面白い人がいる」というひとことからお会いしてみたい!と、会う機会を作っていただきました。
鍵山さんからは事前に、三好さんが長年「土佐一人新聞」という新聞を発行している、自分で一から家を建てた、ということを聞き、きっと仙人みたいに髭を生やした気難しい人かな?と自分の中で想像を膨らませていました。(勝手な想像ですみません汗)
土佐一人新聞についてはまた後程、説明しますね。
実際にお会いしてみると、私の想像が一瞬で吹き飛ぶくらいとても気さくな方で自分で建てた家の説明をしてくれたり、高知に移住してきた経緯など、いろいろなお話を聞かせてくれました。
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三好朝男さん
最初にも書いたように、三好さんは須崎市の山の中の集落に住んでいて自分で家も建てて自給自足の生活をされています。
写真の階段や塀などもコンクリート会社から余った生コンをもらってこの階段や塀に活用しています。
そしてこちらのログハウスも自分で切った木を使って一からコツコツと建てていったそうです!スゴすぎです!
通常だと、柱を立ててからそれに合った窓枠のサッシを用意するそうなのですが、サッシも再利用しているものなので、それを基準にちょうど合う大きさに木を切っていったそうです。
ログハウスとは別に母屋もあるんですが、母屋の瓦を設置していくのもコツがあり苦労したとのことですが、何度も試していくうちに綺麗に並べるコツがわかったと話してくれました。
なぜ高知に移住?
50歳で第二人生を始めようと会社を辞めてワゴン車を改造して泊まれるようにして、
・雪が降らないこと
・30万都市へ1~2時間で行けるところ
を条件に、和歌山・高知・鹿児島で住まいを探していたところ、高知に縁があり住み始めました。
住む土地を探していた時に地元の人に言われたことが、2,3年ちゃんと住んでからでないと土地を貸してくれる人はいないと。
なので三好さんは、地元の人と交流しながら廃屋に何年か住んでいたそうです。
それからご縁があり今の土地を貸してもらい、最初は何もない山だったそうですが、自ら切り開いてそこに家を建てたそうです。
移住する時に考えなければいけないことで、その土地土地で違いがあるとは思いますが、やっぱり地元の方たちとの交流を重ねて受け入れてもらう、というのがいかに大切かというのがわかるエピソードだなと思います。
土佐一人新聞ってなに?
三好さんは1993年から28年間毎月、土佐一人新聞という新聞を発行しています。
28年間毎月継続して書いているというのはエネルギーがいることなのですごいことだと思います。
三好さんは絵を描いたりもしているそうで、高知県美術展覧会にも出品しています。
夏休みにはお孫さんたちが訪れてログハウスで寝泊りをしているそうです。
そのことをとても楽しそうに話してくれたので、充実した生活をされているんだなととても感じました。