いの町にある土佐和紙の博物館に行って来ました。

「いの町紙の博物館」は、1985年に開館。和紙の歴史と文化などを幅広く紹介しています。


↑ 全て和紙で作られている当時の町の様子を描いたマケット

土佐和紙の歴史は大変古く、約1000年以上前から製造されており、『土佐日記』で有名な歌人紀貫之も、土佐の製紙業を奨励したといわれています。

江戸時代、幕府への献上品として、土佐紙の名は広く知られるようになりました。

館内では、手漉きの実演を見学したり、紙漉きを体験したり出来ます。

「紙の博物館」では、書道展や紙を使った手作りの作品展、和紙の葉書きに描いた絵画展など、様々な展示会が随時開催されています。

ショップには、様々なカラフルな土佐和紙や和紙工芸品も並んでおり、お値段もお得なプライスになっています。

和紙は、古くから日本人の文化として、日々の生活に溶け込んでいた事に気付かされる癒しの博物館でした。

只今、いの町の名誉町民でもある書道家 伊藤神谷氏の書道展が開かれています。

住所〒781-2103 高知県吾川郡いの町幸町110-1
電話番号088-893-0886
営業時間9:00~17:00
休館日月曜日
入館料大人:500円
小中高生:100円
アクセス高知駅から車で約25分
伊野駅から徒歩10分
駐車場50台
公式ホームページ土佐和紙の博物館