日本一の清流、仁淀川の観光スポット『にこ淵』です。ここはパワースポットで、こちらに行ったのは今年の6月17日でした。この素晴らしい仁淀川について、以下にお伝え致します。

仁淀川沿いの観光スポット

茶 カフェ あすなろ(茶農家の店 あすなろ)

仁淀川をどんどん上流にさかのぼっていくと仁淀川町に入ります。高知市内から車で行くとおよそ1時間は走ります。
更に県境に向かって進んでいくと、大きなダム(大渡ダム)にぶつかります。
大渡ダムを越えると目当ての『あすなろ』さんが見えてきます。

玄関の写真はこちらです。めちゃくちゃオシャレですよね。この玄関のガラスに『茶カフェあすなろ』とローマ字で書いてありますね。
その上のマークは記事に出てきます(玄関のガラスにプリントされているマークと記載しています)ので頭の片隅に入れておいてくださいね。

高知から来たら、こんな感じに見えますよ。

正面はこんな感じです。

愛媛(松山)から来たら、この標識のすぐ右にあります。『鷹の巣橋』の手前側ですね。

入ってすぐに、こんなおしゃれなものがたくさん販売されています。

お店の様子はこんな感じですよ。明るくて、清潔で、すごく素敵です。写真には写していませんが、若いカップルがこちらに数組来られていて、楽しそうに談笑されていました。下の写真は入口の近くから奥の方を撮影した写真です。

下の写真は奥から入口方面を撮影しました。右っ側が玄関です。

晴れた日の仁淀川の写真が掲げてありました。やっぱり、仁淀川を見に行くのは晴れの日に限りますよね。色の配色が自然は天才です。

テーブルにはこんな洒落たお香が炊いてありました。かすかに香るいい匂いでしたよ。この辺り、女子が喜ぶ演出ですよね。カップルが多いはずですよ。

私が頂いたのは沢渡茶のソフトクリームです。若干甘くチョッとほろ苦い、抹茶のソフトクリームに、甘すぎないあんこが入っていました。

あんこの横に有るのは大福です。『沢渡の茶大福』というこの辺りでは有名な大福です。この大福も甘すぎずめちゃくちゃ美味しかったです。

さて、この『あすなろ』ですが、名前の由来をお店のパンフレットから要約してこちらに転載します。

あすなろの由来について

昭和30年代、農業では冬はシーズンオフになりますが、その時期に沢渡の谷を開梱して、茶畑にしていったのが『あすなろ会』だそうです。
このお店を開いた方の祖父もこのあすなろ会のメンバーだったそうです。
この名前の由来になった『あすなろ』はこの地方の樹木で、漢字で書くと「翌檜」と書きます。
ヒノキよりも少し小さな樹相らしく『明日はヒノキのようになろう』という解釈だそうです。
それで『あすなろ』とこの木は呼ばれるようになったんだとか。(諸説あるかもしれませんが)

『あすなろ会』の名前には明日に希望をつなぐという沢渡の先人の強い思いが詰まっています。

その強い思いを受け継ぎ50年後にメンバーのお孫さんがこのお店を開店しました。

図案化された『あすなろの木の実』(玄関のガラスにプリントされているマークです)は
先人の人たち、その思いをつなぐ現在の沢渡の人々、そしてこの地に訪れる人々
との重なりを示しているそうです。

祖父から孫に受け継がれた、沢渡の谷に生きる茶農家の熱い思いの結実が、このお店なのだろうと思います。

メニューの写真も撮影しましたが、ホームページをご覧になればきれいに写っているのでそちらをご参照ください。

住所:高知県吾川郡仁淀川町鷲ノ巣224-6

電話番号:0889-36-0188

ホームページ:https://www.asunaro-cafe.com/

道の駅 くらうど

『道の駅 土佐和紙工芸村 くらうど』と言う施設が、仁淀川をさかのぼっていると右手に見えます。写真は一旦駐車場に入って、出入り口から撮影しています。

『くらうど』ってIT関係の言葉みたいですね。(笑)

こちらには日帰り温泉も入れる施設があります。今回は入浴していませんが、また入浴して、皆さんにご報告しますね。

観光には最適なように思います。体験できるところ(紙漉きのチャレンジ)があります。

映画『竜とそばかす姫』とのコラボレーションもありました。

アイスは別のお店で頂きましたが、美味しかったです。

高知県の名産品『ゆず』を使ったアイスです。

それ以外はこんな感じです(↓)。

敷地内はこんな感じです(↓)。

上の写真、実はPhotoshopで画像加工しています。さて、どこでしょう?

入り口を入って真っ直ぐに行くと、中庭に着きます。下の写真はその様子です(↓)。

同じ敷地内には『ラフティング・カヌー』の幟(のぼり)がありました。

ライフジャケットも完備していますよ。

目を川に転じると、子どもたちがカヌー遊びを堪能していました。

実は下の写真3枚は翌々日に撮影しています。2日後なので川の水量が落ち着いています。

川が山の色を反映してか、ブルーと言うよりもグリーンになっていますね。

曇りの日はどちらかと言うとブルーが弱くなる傾向があるのかな?

水辺の駅『あいの里』

しばらく川上に向かっていくと道の駅じゃなくて『水辺の駅』が左側に現れます。

あいの里というところです。地元の商品を販売されています。

駐車場は広く、大型バスも複数台駐車できるところです。写真で言えば右の方に大型バスが駐車できるスペースがあります。

こちらでは軽食を販売していました。サンドイッチや麺類などがあり、軽くお腹に入れるには最適なところです。

お邪魔した時はお腹もいっぱいだったので、軽く頂くということはありませんでした。

地図で言ったら、こちらです(↓)。

日高村の名越屋沈下橋を越えて7分ほど車を走らせたところです。

こちらでも、「竜とそばかす姫」のポスターが掲載されていました。

コラボ商品は見落としたかもしれませんが、見つけることが出来ませんでした。

仁淀川町の名産の一つ、きくらげが販売されていました(↓)。

皆さんご存知でした?キクラゲはガンに効くらしいですよ。

キクラゲを販売していないので、薬機法にはかからないと思いますが、
キクラゲと椎茸の水出しスープでガンを完治された高齢の方が知り合いにいます。

その方は修験道の行者さんで、薬草の知識もお持ちのお坊さんです。

ただし、皆さんに効果があるかどうかはわかりませんので、雑学程度に収めておいてくださいね。

それから、水出しスープはまずいことこの上ないので、お薬で治療した方が苦痛は少ないかもしれません。

さて、このあたりまで来ると、泥がほとんど含まれないくらい水が澄んできます。

駐車場の脇に河原に降りれるところがあったので下りてみました(↓)。

曇っているので、仁淀ブルーというわけには行きませんが、水がものすごく住んでいるということは伝わるかと思います。

それから、河原の石のサイズが大きいですよね。

昔、小学生の時に学びませんでした?

下流に行くほど、石が丸くなって小さくなる、と言うことを。

こちらは上流域になってきているので、下流に比べると石が大きく感じられました。

尖っているか否かといえば、丸みを帯びていました。

片岡沈下橋に到着

西条に向かう194号線(そらやま街道)をずっと進んでいくと途中で県道18号線(伊野仁淀線)と交差するので、その交差点を左折します。

その道を仁淀川の沿って進んでいくと『片岡沈下橋』というところに着きます(↓)。

こちらでは可愛い『かっぱさん』がお出迎えしてくれます(↓)。

川の色はエメラルドブルーです。

水自体はどんどん澄んできています。

沈下橋はこんな感じです(↓)。

どこか雰囲気のある沈下橋ですね。かっぱのお迎えがなかなかいい感じです。

こちらでしたらお子さんと一緒に観光に来られたら、かっぱとの写真も写せますから、観光のいい思い出になるのではないでしょうか?

浅尾沈下橋=『竜とそばかすの姫』の舞台になった沈下橋

今回の旅の目的の一つである『竜とそばかすの姫』に登場した沈下橋に到着しました。

こちらの沈下橋です。浅尾と書いてあそおと読むそうです。

グーグルマップで言えばこちらです。

この沈下橋は越智町役場が交通規制をされています。沢山の観光客の方が来られると、地元住民にご迷惑をかけることから規制をされているみたいです。

ガードマンさんもいらっしゃって、車両の誘導をされています。

規制は9月末まで実施されますので、お車での通行はよくお調べの上現地にお越しください。

シャトルバスは宮ノ前公園から出ています。

時刻表は こちら です。越智町役場のホームページは こちら です。

詳しく情報を収集した上で、地元の住人にご配慮いただいた上で観光をされますようお願いい致します。

ガードマンの方からも『シャトルバスを使うように告知してください』と依頼されておりますので、宜しくお願い致します。

こちらが宮の前公園のシャトルバスのバス停です。下まで降りて一番奥にバス停が有るので、こちらでお待ち下さい。

バスはこんなバスが運行されています。2台あるうちの1台です。

このバスの窓から子供が顔を出して、手を振っていたらきっと絵になると思いますよ。

観光の思い出として、ぜひ、このバスをご利用ください。

下の写真は沈下橋の写真と映画の一場面の比較です。

この場面も(↓)映画の一場面でよく出てきましたよ。実際に映画を見ると沈下橋の両岸を行ったり来たりしていました。

シャトルバスを降りて、沈下橋に向かうと途中で右側を向くとこんな感じ(↓)でテントがあります。

近づくとテントには越智町役場の職員さんが待機されています(↓)。こちらではいくつかのグッズを頂けます。バッジの購入もできますよ。

『竜とそばかすの姫』仕様の車もありました。ダイハツからの貸与品のようです。車にはあまり詳しくないですが『ムーヴキャンバス』という車種です。

YouTubeの広告を見つけました。こちらです。映画の風景にダイハツキャンバスが駆け抜けます。

ところで、最初の企画『大雨の後の仁淀川』の件ですが、ご覧のとおりです(↓)。

曇りの影響もあって、やはり水が深緑です。増水しているのも影響しているかと思います。

中仁淀橋(沈下橋と普通の橋の中間

この橋の位置はグーグルマップではこの場所です。

こちらの橋は沈下橋の中途半端なバージョンです。いわゆる沈下橋とはちょっと違う橋です。こんな感じの橋です。

いわゆる沈下橋とはちょっと違うでしょう? 片側に欄干じゃないけど手すりがあります。沈下橋はなにもないですもんね。

撮影の時は午後7時頃なので、暗い中での撮影となりました。ということで川の色はわかりません。

ただし、真下を写すと透明な感じがよく分かるかと思います。

近くにバス停がありました。バス停の名前もズバリ『沈下橋』です。

バス停の横にはこの付近のワーキングマップがありました。

この道は松山街道と言うらしいです。

久喜沈下橋(県内で一番古い沈下橋)

久喜沈下橋はグーグルマップではこちらです。

ここはすごく分かりづらいところにあります。生コンの会社のところを入るので、『会社の敷地?』と錯覚を持ちますが、会社の敷地の横を通るので通行に問題はないです。

少し急な下り坂を降りていくと途中に駐車できるスペースがあるので、そちらで車を止めて下まで行きました。

『The 沈下橋』みたいな橋でした。車が通行するのはギリギリのような感じでした。川の水は大雨の後だとしても本当に透き通っていました(↑)。

この橋は昭和10年に作られた鉄筋コンクリートの橋で、県内では最も古い沈下橋だと言われています(↓)。

2004年3月に国の登録有形文化財に指定されました。

川幅は狭いところですが、深さはかなり深い感じでした。

左の上の方の建物が生コンの会社です。この会社の横を通って降りてきました。

 

以上ですが、これまでの写真をご覧になられておわかり頂けたと思いますが、やはり仁淀川は大雨の後でも本当に美しい清流でした。

川の流域に民家はちらほら点在していましたが、住民のみなさんの努力によって、美しい川を今も守ってあることがお伝え出来ていたら幸いです。

大雨の後の仁淀川は濁っているのか?


こちらが晴れた日の仁淀川の河口です。

仁淀川は高知では観光地として有名であり、多くの観光客が訪れています。

仁淀川は透き通った清流で、個人的には日本一の清流と思っています。

仁淀川はブルーとつなげて『仁淀ブルー』と呼ばれたりしますよね。

さて、そんなに美しい仁淀川でも大雨になったら泥で濁るんじゃないかなと思ったのが今回の企画の始まりです。

仁淀川を遡る

大雨の後の仁淀川の河口

この写真は2021年8月下旬に撮影してきました。

この頃は秋雨前線が全国的に大雨を降らせていて、災害に遭われていらっしゃる方にはお悔やみ申し上げます。

さて、写真を見ていただいたらわかりますが、若干濁っていても泥色ではありません。

最初に掲載した晴れた日の仁淀川と上の写真の雨模様の仁淀川と比べてみてどうでしょうか?

川の色が空の色だとは思いませんか?

晴れの日と比較すると水の色が違いますが、泥色にはなっていません。

泥色ではないところが仁淀川の凄いところだと思います。

こちらの写真では川の色も海の色も同じ色になっています。

雨模様で海の色もくすんだブルーでした。手前が仁淀川で奥が海ですが、色が同じです。

ちなみに、こちらは(↓)快晴の仁淀川河口です。仁淀ブルーになっています。

この色でしたら、観光客の皆さんもきっと喜んでいただけるかと思います。

この写真も海の色と川の色が同じブルーですよね。天気によって仁淀川は色が変わるんですね。

雨の後は、海も川も若干、泥が混じっているので、くすんだブルーになっています(↓)。

上流に行ったら、どのように変化するか楽しみですね。

八田堰

少し上流に行ったら、八田堰というのがありました。

流石にここは観光スポットではないですが、地域の人たちにたくさんの恩恵を与えている堰だろうと思います。

増水している川ですからどのような感じかなと思ってみたのですが、河口と同じでエメラルドブルーです。

むしろ若干透き通った色に変わっていました。グリーンががってもいますけどね。

そんなに遡上したわけではないのですが。

上の写真ですが、こちらも空の色を反映して若干曇っている色をしていますね。

下流の方の風景を見てみたらこんな感じです。やはり濁っていませんよね。

上の写真は真下を覗いた写真です。数日前からの大雨でかなり増水していますが、ほとんど濁っていません。

以上が八田堰です。昭和40年の3月に改修したそうです(↓)。私の年とほとんど同じです(笑)。

仁淀川加田付近

さて、もうちょっと上流に行ったらどんな感じかな?

国道33号線を松山の方にどんどん進んでいくと、『右に行ったら松山』『真っすぐ行ったら西条』という信号機の交差点に差し掛かります。

真っ直ぐに西条に向かって進みます。仁淀川の川沿いを行けますからね。

交差点を少し進んで、ちょっと立ち止まって、撮影しました。

地図で示すと場所は星印のところです。

住所で言ったら国土交通省仁淀川加田観察所と言うらしいです。

下を覗いてみるといつもの仁淀川です。澄み切った仁淀川です。

増水しているから、深緑になっていますが、深いところはだいたい深緑なんですよね。こんな感じです。

仁淀ブルーというよりも、このあたりは仁淀グリーンですかね?(笑)

ちなみに、下の写真は仁淀川の上流のところです。仁淀川町のところにダムがありますが、その写真です。

分かりづらい写真かもしれませんが、水深が深いと川の色が深緑になるんですよね。

ということで、もと来た道をふと振り返ると国道33号線の仁淀川橋が見えました(↓の写真)。

西条に向かう194号線は車もそんなに多くないですが、松山に向かう33号線(仁淀川橋)はたくさんの車が往来しています。

今にも降り出しそうな天気でしたが、構わずどんどん上流に遡上していきました。

あれ?遡上で良いんかな?

上流に向かったという意味ですよ。

下の写真ですが、増水しているからか、普段は見られない渦が見えました。

川面のそこかしこに渦が巻いていました。写真に写っているのが分かるかな?

晴れた日などはたくさんの高知っ子がココ(↓の写真)に車を乗り入れてバーベキューやキャンプをやっていますよ。

土・日は特に車が並びます。