文化の香り!越知町の第59回文化祭でスマフォ教室を開催
越知町で第59回町民文化祭が2022年11月5日~7日まで、越知町町民会館で開催されました。
たくさんの出品で文化の香りを味わう
越知町のチラシから、全体像を感じ取ってください。
私が参加したのは11月6日だけなので一部ですが、越知町に住んである方の創作意欲を感じ取りました。後ほど写真でご説明します。
人出としては前日の土曜日が300名くらいだったと小耳に挟みましたが、日曜日も同じくらいの方が参加されていて、特にお子さんが沢山来館されていたのは凄く嬉しかったです。
実際に展示内容の紹介
右の写真を元にお伝えしますね。写真で言えば下から展示室に入る感じです。
こんな感じです(下左の写真参照)。入ってすぐ右には牧野博士ゆかりの展示品があります。(下右の写真)
反対側に目をやると大工道具が展示してあります。(下左の写真)そして、前を向くと大きな生花が目に入ります。国生流という流派のようです。
そのまま、右の通路には生花や絵画が展示してありました。絵画の先頭は招待作品で「朝日に祈る」という野並允温さんの作品です。
越知町が生んだ世界的な水彩画家だそうです。『野並允温』で画像検索すると写真のような素敵な絵画をたくさん見つけることができます。
私は芸術のセンスを持ち合わせていないと思いますが、素人目でも本当に素敵な作品だということはわかります。
野並画伯の写真は左下の写真の真ん中(一番手前)のオレンジの絵がそれです。もしかして、著作権の関係があるかなと思いましたので、正面から撮影したものもありますが、今回は掲載いたしません。この絵と同じ絵は画像検索で引っかかりませんでしたが、それ以外の絵画もすごく素敵なので是非これを機会にチェックしてみてください。
上の写真の右は国生流の生花です。1つ1つを写真に写したのですが、写真ばかりになってしまうので、今回は全体を写した写真をメインにご説明致します。
国生流とは一般社団法人 未生流 国生派 国生流 陽月会(ミショウリュウ コクセイハ コクセイリュウ ヨウゲツカイ)というらしいです。
高知市内に社団法人の事務所がありました。
こちらは越知町民さん、近隣の佐川町の方の絵画作品です。本格的な水彩画、油絵などが展示してありました。文化に対する越知町民の方々の熱意が感じられます。
下は書道です。力強いタッチの筆で、のびのびと書いてありました。
素人なので良いのかどうかがわかりませんが、それぞれの文字から力強い感じを受けました。
下の写真の右は押し花です。今回の展示で一番注意を引きました。普通の絵画のように見えますが、こちらは押し花でつくられてます。
下の写真がその拡大写真(右)です。左の写真をパッと見た感じでは油絵かなと思える被写体ですが、よくよく見ると右の写真のように押し花でできていました。
色使いが非常によく、バランスの取れた素晴らしい作品だと思いました。
下の写真も左を拡大したのが右の写真です。繊細に表現されていて、本当にすばらしいです。
左の写真の右下の方に金色の蔦みたいなものが見えますが、これも押し花でした。写真が切れているので見えないかもしれませんが。
押し花のところを先に進むと陶芸作品が並んだ棚がありました。下の左の写真ですが、その奥には写真展となっていました。写真展は天体望遠鏡で撮影したような写真が展示してあり、天体観測を趣味にされている方が越知町にいらっしゃるのかと思いました。下の右の写真は小学生の習字です。写真では小学3年生の習字を展示してありましたが、小学1年生から中学3年生までが展示してあり、子どもたちは自分の作品が町民の方々に見てもらえると思って一生懸命に書いたことでしょう。
このようなことも郷土愛につながっていくのではないかと思います。素晴らしい取り組みだと私は思います。
習字以外にも絵画に挑戦した展示もありました。1年生と5年生では、描写の仕方などで精密度の違いがありますが、どちらも一生懸命に書いているのが感じ取れるような絵画でした。
こちらは越知中学校の生徒が書いた習字と作成したオブジェです。
それから、児童や学生以外にも、社会福祉法人の方も作品を展示してありました。
以下、福祉施設の入所者が作られた作品です。暖かく、ほのぼの下作品となっていました。
上の右の写真の真ん中にサンタクロースの絵画のようなものがありますが、こちらは紙を丸めたものを貼り付けて作ってありました。
下記に全体像としての写真(左)とその拡大写真(右)を掲載します。黒い背景は黒い紙のようです。
年に1回の文化祭にはたくさんの展示品が出品されていますが、地元の方にお聞きしたら年々、出品数が減っていると言われていました。
このような発表の舞台があると、皆さんやる気も出てくると思いますので、今後もぜひ継続して欲しいものです。
越知町で実施のスマフォ教室
教育委員会からの提案で実現したスマフォ教室
今回、越知町の教育委員会の方のご提案でスマフォ教室を開講させて頂きました。
実は数ヶ月前からスマフォ教室あるいはPC教室を開きましょうか、という話を町議会議員の武智議員からお話を頂いていたので、公民館などを借りて開講しようかと思っておりました。
高知市内では3ヶ月ほど前からPCやスマフォに関係するような交流会を行ってきており、最近では「ITにふれる講座」としてPCとアプリを持つことでどんな事ができるのかをイメージできるような講座を開いています。
まだ、受講生が少ないので、その時に受講生の質問に答えるということばかりです。高知では月に2回、第1と第3木曜日に開講しています。
越知町でも月に数回、定期的に開くことで、少しでもデジタルデバイド(ITの格差)が小さくなるようになればと思います。
スマフォ教室の今回の内容
最初に考えたのは詐欺メールなどの対応をお伝えした方が良いかなと思いまして、来られた方にお伝えしました。
それから、越知町のメーリングシステムの登録も、所有者の承諾を得て行いました。
災害情報などが発令されて、防災無線に気づかなかったとしても、メールが届いてそれをきちんと確認できれば、安心ですからね。
それに、大雨などの災害が予想される場合はメールを見たら、どうすればいいかが記載されているので、迅速に避難もできます。
そういう事もお伝えして、もし心配なことがあったらメールが届く可能性があるのでいつも見てください、と念を押しました。
あとは、来られた方が困っていることに対応しました。
機械の故障が疑われる状況ではdocomoなどのキャリアに言って初期設定をする必要があるかもしれない旨をお伝えした方もいました。その方の場合は少し深刻な状況でした。
それ以外の方はその場で解決できるようなことばかりでした。
基本的にはメッセージが出ているので、そのメッセージの内容をよく読んで、意味が理解できなかったらネットで検索したらだいたい解決できる方法が提示されています。
それをコツコツとやっていくだけです。
スマフォにしてもPCにしても、問題や不具合があって前に進めない場合は解決方法がネットに掲載されているので、それを実施すればだいたいのことが解決できます。
実は私自身、いつもネットで調べて解決しているので、そう大したスキルはありません。殆どやったことは忘れてしまうのですが、検索キーワードは大体覚えています。
索引がわかればすぐに調べることができますからね。
ちょっと気になったのが、ガラケーを持っている高齢者の方がスマフォに買い替えたいけど、教えてくれる人がいないので買い替えることができないと言われていたことです。
そのような要望がありましたら、教育委員会や町役場に行かれて相談してみてくださいとお伝えしました。
越知町は高齢社会なので、デジタルデバイドが広がっていることに懸念しています。
牧野博士の功績を世の中に広める活動から、越知町議員の武智議員と知り合い、ひょんなことから武智議員の選挙活動のお手伝いをさせていただくことで、越知町とご縁が更に深まりました。
私にできることは限られているかもしれませんが、私のできる応援をさせていただこうと思っています。
今回の反省と今後の展望
今回の反省としては初めてPCでライブ配信したのですが、ライブ配信になっていませんでした。
準備は実施していったのですが、初めてのことでうまくできなかった点が多々あり、今後の課題です。
YouTubeのライブ配信も来場者さんにあまり伝わっていなかったみたいでした。表示方法が不十分だったと思います。
スマフォ教室の中身は、来られた方が皆さん喜んでくださったので、そこは良かったかなと思います。
今後の展望ですが、やはり地元の方が地元の方を教えることができるように持っていきたいです。
まずは、どのようなことでもだいたい対応できるようなスキルを身に着けて頂くインストラクターを養成する必要があると思います。
ただし、地域の方の教育もしながら、インストラクターも養成するようにしないと、高齢社会なのでインストラクターが育ったら受講される方がいなくなったと言う事にもなりかねません。
従いまして、インストラクターの学びと地域の方に教えるということは同時にやっていく必要があるかと思います。
その時、私達「こうちっち」が何かのご協力ができるのであればご協力したいと思っています。
さとる