高知県土佐市のメロン通販

8月28日、高知県土佐市『こだわりのメロン』を栽培している門田 孝司(かどた たかし)さんのメロン農家に取材をさせて頂きました。

メロンの収穫時期ではなかったので、メロン自体の画像は掲載することができませんでしたが、一つ一つの質問を丁寧に説明して頂けたので良かったです。

門田 孝司さんは、地下水ではなく海洋深層水を使い、ピクリンやバスアミド微粒剤などの薬品を一切使わずに栽培した、身体に良い甘くて美味しい高級メロンを栽培している凄腕の農家さんです。

色々取材をさせて頂き、門田さんは気遣いができ、正直で誠実性がある方に感じました。

では、今回は取材中にどんな内容を話したのかを掲載させて頂きます。良質な高級メロンに興味がある方は是非読んで頂けたらと思います。

発芽率や種の質問

発芽率って結構違いがあるんですか?

そうですね。時期と品種によって発芽率は違います。

メロンの種も夏系、春秋系、早春晩秋など色々な種類があります。

あと、夏系は暑さに強いかったり冬系なら寒さに強かったりもします。

やはり違う品種を使うとだめなんですかね?

そうですね。夏の品種を冬にもっていっても大きくなりませんし、冬の品種を夏に持っていっても大きくなりません。

ピクリンやバスアミド微粒剤は使ってる?

メロン農家さんは消毒のためにピクリンやバスアミド微粒剤などを使ってるって聞きますが、門田さんの方でも使っていますか?

私は『昔の田んぼを意識して作っている』ので、それらを一切使用していません。

水はどうしているの?

この地区のメロンは海洋深層水を使ってます。

それはすごいですね!すごいお金がかかりそうです。

そうですね。たしかにすごいお金はかかりますが、付加価値を付けるために使っています。

ちなみに海洋深層水を使う事によって、どんな味のメロンになるんですか?

『味がまろやかになる』って言われる方が多いです。

メロン農家の経営は難しいですか?

これだけのビニールハウスがあると、経営自体難しいのではないでしょうか?

そうですね。重油を購入する時でも高単価の時はありますので、メロン栽培からズッキーニやピーマンなどに変更された方もいます。

メロンの収穫までの期間は?

通常ですと、25日で交配してそれから55日

ですので、80日くらいはかかりますね。

二ヶ月半って事になりますね。

年に何回サイクルはあるの?

一番頑張る人であれば4クールできるって事になりますね。

いや、そうはいかないです。

冬場はどうしても日数かかるので、交配から収穫までに60日以上かかることもあります。

だから3回とったら、すごい頑張っているって事になります。

でも3回やったら大変なんでしょうね。

そうそう、農家は自分が休みを作らないと休みがないって事になります。

相手は農作物、生き物ですからメロンの種を巻いたら休みがないって事になります。

まとめ

私自身、メロン農家さんは沢山稼いでいらっしゃる方が多いのかと思っておりましたが、それにかかる経費の高さや、仲介業者の関係によって、廃業になるぐらい採算が取れない、過酷な経営をされているのを知りました。(場所によって収益は変わるかもしれませんが。)

ただ、その中でもお客様目線に立ち、体に良い安全なメロンを作っている農家さんは、長く続けてほしいと思っております。

また、我々高知の総合案内こうちっちでもネットショップ(生産者の顔が見えるネットショップまるみぃ)で、このこだわりのメロンを販売していき、門田 孝司さんを応援していきます。

安全性を追求した門田 孝司さんメロンを購入したい方はネットショップまるみぃで購入して頂けたらと思います。

ゆう

土佐市でメロンを栽培している門田さんとの出会い

従来から、高知の農産物を首都圏に販売する事業を行っていたところ、カットで販売するのに適したメロンを栽培してもらえる生産者を探して欲しいとの要望があり、知り合いの同じ土佐市の生姜農家のN氏紹介でお願いすることになりました。

メロン農家のプロでも、新たな品種、異なる栽培方法に取り組むには、多くの課題があるようで、数年お世話になりました。これからもメロン栽培のプロとして長いお付き合いをお願いしたいと願っています。

高知県には温暖な気候である環境からメロン栽培が各地で盛んですが、その中で土佐市は主要産地です。

ロッキー鍵山